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PUFFYさんの「冒険のダダダ」の録音で学んだこと

      2017/06/04

こんにちは。

 

先月、PUFFYさんの「冒険のダダダ」という曲が発売になりました。

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ドラムで参加させてもらっています。ありがとうございます。

 

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全体のクオリティが高すぎる!

歌詞は、PUFFYのお二人、作曲、アレンジ、プロデュースは、ご存知、堂島孝平くん。

 

歌詞の変な感じ笑、メロディ、アレンジ、演奏、そして録音の音。どれもほんとに気に入っています。ありがとうございます。

 

歌詞に、PUFFYさんの昔の曲の歌詞がまた出てきたような気がしたんですが、空耳でしょうか?

 

僕のレッスンを受けている、ある生徒さんが、「今まで聞いたどの曲よりも、いい曲でした。堂島さん天才ですね」と言っていました。

 

今まで聞いたどの曲よりも、いい曲と思ったって、すごいことですね。堂島くん、やったね。

 

僕の演奏も結構、いやかなりかっこいいのですが笑、何よりも全体の音がすごく気に入っています。

 

余韻を消した音作り

録音して頂いたエンジニアは、堂島作品や、先日お話したスチャダラパーをはじめ、数多くの作品を手がけてきた、佐藤宏明さん。

 

ほんとに音が最高です。

 

佐藤さんは元々ヒップホップ好きで、そこから生まれた音作りがとても新鮮でした。

 

通常録音というと、ドラム全体をしっかり鳴らせて、録ろう、みたいなことが多いんですけど、佐藤さんは・・

 

余韻を残さない音作り、というんでしょうか。ドラム本来の鳴り、とは全く別の考え方で、音を伸ばさない状態で、録音する。

 

生音で聞くと、あれ、余韻がいきなり減衰して、消えちゃった、みたいな笑。

 

でも、実際に録ると・・すげー良い音なんですよ。

 

佐藤さんの研究の結果、その録り方が一番よかった、ということらしいです。

 

ヒップホップ好きの佐藤さんらしく、ドラムの音がデカいです笑。ありがたい笑。

 

もちろんドラムそのものの音を、忠実に録ること、それも大事なのですが、さらに大事なのは、仕上がりがどうか?ということ。結局は作品の中のドラムとして、どうなのか?

 

ナチュラルな音が求められることもあるので、ケースバイケースなのですが、佐藤さんが仕上げた音があまりにも良いので、考え方が根底から覆されたような気がしました。

 

今までも、曲によって、響かない音で録ることを意図的にやってきました。

 

でも、それは、音全体をレトロな方向に持っていきたいとか、ハイファイではない方向にしたいとか、目的がある場合に多かったのですが、佐藤さんの場合は、デフォルトで余韻消し笑。

 

面白かったなあ。

 

それでいて、佐藤さんが仕上げた音は、十分ハイファイだったので、驚いたんですよねえ。決して古くさくない。

 

刺激的で、嬉しかったです。

 

ナチュラルって何だろう?常識って怖い笑。

 

結局はお前次第なんだよ

佐藤さんみたいなエンジニアに録ってもらうと、もはやドラムキットとか、機材はある程度なんでも良くて、あとは本人の演奏の技術や、音量バランスに委ねられる、みたいな感じかもしれません。

 

機材に頼るんじゃない、結局お前次第なんだよ、ってことでしょうか。恐ろしい笑。

 

あーでもまた機材が欲しい笑。

 

あ、気付けば、佐藤さん、Kinki Kidsの「K ALBUM」も手がけてるじゃないか!

 

これは聞かないといけませんよ笑。

 

ではまた。いつもありがとうございます。

 

P.S

大好きな曲のドラムパターンを叩けたらなあ・・そんなことを思ったことのある人はいませんか?

 

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いつもありがとうございます。

 

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