小中の同級生にレコーディングエンジニアがいるなんて幸せ者
こんにちは。
アメリカを代表するアーティスト、シェリル・クロウの新譜「Be Myself」が出ていたのを忘れていたので、先ほど慌ててチェックしたのですが…
曲、歌はもちろんだけど、やべー音がいい!これ録ったの誰だ?とググってみたところ、エンジニアはチャド・ブレイク。
納得です。特に3曲目の「Long Way Back」のドラムの音なんて超最高。
作りたい音楽を作った結果、大ヒット。当時のチームが再会
そして、シェリル・クロウと何度もタッグを組んできたジェフ・トロットが、一緒に曲を作ったり、プロデュースしています。
さらに納得。
というのは、ジェフ・トロットとチャド・ブレイクは、90年代の初期のシェリル・クロウのヒット作を手がけた二人だからです。
今作もチャド・ブレイクって感じのドラムの音だなあ。ちょっと歪んでるというんでしょうか。そして、ちょっとへんな音がリズムに使われるという。
もはや過去に流行った、古い音、という人もいるかもしれない。でも、90年代のこの手の音好きなんですよね。
ちょっと荒れた感じというか、ローファイというか。この時期のブレイクビーツとかも、分かっちゃいるけど、好きなんですよねえ。
2、3年前だったか、シェリルはカントリー的なアルバムを出しました。
それはそれでよかったと思うのですが、商業的にはあんまりで、しかも、あまりカントリーミュージックとしては受け入れられなかったり、カントリーのラジオ局で曲をかけてもらえなかったりと、いろいろとあった様子。
そんな経験からか、「今、私は商業とは無縁だと言える経験がしたい」とシェリルは言っています。
それにも関わらず、初期のヒット作のチームでアルバムを作ったのは、なんだか不思議とも思えますが、初期の作品のヒットというのは、作りたい音楽を自然に作った上での結果だった、ということなんでしょうね。
作りたい音楽を作り、そして結果も付いてきたというのは、素晴らしい。
今回のアルバムタイトルからして「Be Myself」ですからね。今作で作りたい音楽が作れたんでしょうね、おそらく。
僕らFLOWER FLOWERも、作りたい音楽を作って、その上でたくさんの人に聞いてもらえるようなバンドでいたいです。
同級生のエンジニア中村督くんと初めて仕事した
先ほどエンジニアのチャド・ブレイクの話が出ましたが、僕の小中の同級生に中村督くん(以下ナカヘ)というレコーディングエンジニアがいます。
ナカヘは、ハナレグミさんや、EGO-WRAPPINの中納良恵さんのソロ作品をはじめ、沢山の作品を手がける売れっ子エンジニアなのですが、お互い40才にして、先日初めて一緒に仕事しました!
いやー嬉しかったなあ。小中の同級生の友達に、僕のドラムを録ってもらえるなんて、幸せ者ですね。
僕自身も忘れていたのですが、僕、小学校の頃、バスの運転手になるとか言っていたようです笑。何それ?笑
先日、PUFFYさんの作品のレコーディングエンジニアの佐藤さんの話をしましたが、作品を作る上で、ミュージシャンとエンジニアさんって切っても切れない関係なので、とても大事なんです。
シェリル・クロウがジェフ・トロットと一緒に曲を作っている時に、「この曲達を完成させるためには、何が足りないと思う?」みたいなことを話していて、二人とも「チャド・ブレイクが必要だ!」と言ったらしいのですが、作品の方向を決定づけてしまうほど、エンジニアさんは大切なんですよね。
そんなエンジニアという職業に、小中の同級生が就いているなんて。うれしいなあ。
もちろんナカヘの音、素晴らしかったです。仕上がりがほんとに楽しみ。
これからどんどん一緒に仕事していきたいし、一緒にいい感じに歳を重ねていけたら、最高ですね。
ではまた。いつもありがとうございます。
P.S
大好きな曲のドラムパターンを叩けたらなあ・・そんなことを思ったことのある人はいませんか?
現在、渋谷と横浜でドラムレッスンを行っています。
既に時間のやりくりにヒーヒー言っています。でも、ツアーやレコーディングの合間にどこまでできるか、その限界まで挑戦しようかとも思っています。
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あ!でも、スティックの数に限りがありますので、お早めにどうぞ。
いつもありがとうございます。